「第88回日本温泉気候物理医学会」と長湯温泉 Part2

「第88回温泉気候物理医学会」の帰りに立ち寄った長湯温泉についてご紹介いたします。

【長湯温泉】
  「温泉療養文化都市」を目指す長湯温泉は、別府から車で約60分。大分県の久住東麓にあり、海抜450mの高原を流れる芹川沿いに湧く温泉で、古くから湯治場として親しまれています。芹川の橋の横には公共の露天風呂「ガニ湯」があり、他の温泉街には無いような洋風の洒落た建築物が多く、素敵な温泉街でした。

 

 

 

 

 

その温泉施設の中でも長年行きたかった「ラムネ温泉館」に行ってきました。当治療室の高濃度炭酸泉と同じくらいの濃度の二酸化炭素泉(約1,400ppm)が自然湧出しているとても珍しい温泉です。

 

 

 

 

私が入浴した日は雨、外の気温が約15℃位、露天の高濃度炭酸泉の浴槽は31℃。
通常の温泉でしたら寒くて入っていられないと思います。ところが、この温泉は当治療室の足浴と同じで深部体温までしっかり温まるため、この泉温でも寒くないのです。また皮膚には細かい泡がびっしり付き、時間が経つとこの泡が大きくなっていました。たまにサウナや42度の別の源泉風呂に入ってまた高濃度炭酸湯に戻ります。
このような入浴法を繰り返しているうちに、深部までしっかり温まり、治療室の足浴と同様に入浴していた首から下が赤くなり、いつまでも温まりが続きました。関節痛も治まり、夜は熟睡出来ました。

長湯温泉の周辺には湧水スポットがたくさんあり、美味しい水の飲泉場があちこちにあり、水にも温泉にも恵まれた土地でした。
ジオパークと呼ばれる原尻の滝へも行って来ました。プチ・ナイアガラのような滝に圧倒されました。

今回は学会中も別府温泉の鉄輪温泉に宿泊して地熱蒸し料理を自作して楽しみ、温泉パワーをしっかりいただいてきました。

大分県には多くの素晴らしい自然湧出温泉や湧水があり、ジオパークに囲まれた魅力いっぱいの温泉県でした!

LINEで送る
Pocket

コメント

※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)