コロナやワクチンによる後遺症が数回のはり治療で改善することが多いです!

国立国際医療研究センターの研究によると、新型コロナの感染後に後遺症(14日間を超えて遷延する症状)を有する割合は全体の76%、またコロナワクチンによる後遺症も正確な人数は発表されていませんが、後遺症のために休職していたり、学校に行けずに悩んでいるケースを多く耳にします。

 

ところで今から2000年程前の中国伝統医学の「黄帝内経(こうていだいけい)」という医学書。現代医学とは別の医学ですが、現代の行き詰まった医療のヒントで満たされています。

「黄帝内経」は黄帝と岐伯をはじめとする師匠たちの問答となっていますが、その中の「素問(そもん)」には感染症にも触れています。「素問」は教科書として編纂されたものではなく、折に触れて著された論文集のようなものです。

2000年前にも感染症は存在したのですね。

 

その中では病の原因は外界の気象との関連ということも重視しています。風・寒・暑・湿・燥・火という6種類の気候変化である六気が異常をきたすと六邪となり病気の原因となります。中でも感染症の原因は「風邪(ふうじゃ)」と考えられます。

長いことこの風邪(ふうじゃ)が身体の中にこもってしまうと、動きが悪くなり粘りの性質のある湿邪(しつじゃ)となって身体に停滞してしまいます。留まってしまうと、しつこくなかなか出ていきません。

つまり風邪(ふうじゃ)である「新型コロナ感染症」が身体の中に長く残ることで湿邪(しつじゃ)となって、倦怠感を長引かせたり、これが上気道に長く停滞することで、嗅覚や味覚障害を治りにくくさせたり、また脳に溜まってしまうことでブレインフォグ(頭にもやがかかったようになり、集中出来なくなる)や認知機能の不調、うつ状態となってとどまると考えられます。

この湿邪によって出来た物質は痰湿(たんしつ)となり、身体の様々な機能を滞らせてしまいます。この痰湿(たんしつ)を取り除くことで、改善へと向かいます。

病そのものを治そうとする西洋医学には治すことが難しくても、東洋医学ではその病自体に特化するのではなく、全人的にその患者様そのものを治すという考え方ですので、その患者様の状態をよく確認して患者様そのものがよい状態になるように治療をしていきます。「痰湿」が身体に残っているようであれば、それを取り除くことで、倦怠感や嗅覚や味覚異常、ブレインフォグなどの症状を一気に改善させることも出来るのです。

これまでに当治療室で新型コロナ感染症の後遺症の方、新型コロナワクチンによる後遺症の方を治療した際には、その場で、もしくは数回の治療で改善されている方が多いです。

特に倦怠感については、治療直後に改善、もしくは何回かの治療により改善されています。

またワクチン接種前後に治療された方も、ワクチンの副反応が無くなったり、軽くなった、またワクチン接種部位の痛みが消失したなどのお声をいただいています。

後遺症のために起き上がることも出来ず、学校にも行けなかった高校生の場合、ご本人の評価によると、治療直後に10あった倦怠感が2に減少し、今では部活動も出来るようになっているとのことです。

 

長引く後遺症でお悩みの方、是非ご相談ください!

 

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