「森下自然医学」座談会
8月16日に八王子市で行われた座談会についての記事が「森下自然医学 10月号」に掲載されました。
すべての病気は「血液の汚れ」が原因であり、「浄血」こそが万病の根治療法である、と提唱され食事療法の権威でいらっしゃる森下敬一先生を囲み、鍼灸師や柔道整復師の先生方とともに座談会に参加しました。
慢性病に対してさまざまな治療法がある中で、食事療法を基盤に鍼灸治療などで生命エネルギーである「気」を改善して正常に戻すことが最善の方法ではないかという意見交換がされました。
また森下敬一先生より次のようなお話がありました。
現代西洋医学はかつての戦陣医学に由来するもので、慢性病の治療として当てはまらない。
また経絡は「氣」の通り道というだけではなく、造血機能があり赤血球がそこで出来ます。
さらに森下先生は1958年に既に「血液は腸で造られる」ということを発表していましたが、60年が経過した2018年になってコロンビア大学で「血液は腸でも造られている」と発表されました。
森下先生は60年前に既に血液が腸で造られていることを発表し、腸の重要性を明らかにしていらしたのです。
血液が造られる腸に影響を与える日々の食事はとても重要だということですね。
そこで食事療法を基本として、気の通り道であり、さらに造血機能のある経絡にアプローチする鍼灸治療は、とくに慢性病に対して大きな意義のある治療法だと思います。
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