久しぶりに教壇に立ちました!

先月末代々木で はり師・きゅう師の国家試験を控えた学生に「臨床医学総論」と「臨床医学各論」を朝から夕方までみっちり講義しました。セミナールームは100名程の大教室に50名程度の学生でした。

あと88日で泣いても笑っても国家試験当日というこの日、もう後ろを振り返っている間はなく、試験までまっしぐらに突き進まねばならないという大事な日に講義をさせていただきました。

こちらの専門学校の鍼灸師科では、今年から国家試験対策の合宿をスタートさせ、3日間朝から夜遅くまで模擬試験や試験科目の授業を取り合わせたカリキュラムを組んで試験に備えています。専門学校からはモチベーションをあげられるような、また解剖生理学を絡めた講義をして欲しいとのリクエストでした。この時期の講義は、もう詰め込めるだけ詰め込んでもらい、簡単に思い出してもらえるようになるべく印象に残るエピソードや画像を使って記憶 20161130講義風景120161130講義風景2に留めてもらおうと講義内容も工夫しました。

 

「臨床医学総論」とは医療従事者として医療面接(問診)、視診、打診、聴診、触診、測定(身体計測など)、バイタルサイン、神経系の検査、運動機能検査等の内容になります。

「臨床医学各論」とは患者様を治療する上で必要な病気の知識を学びます。今回は神経疾患、循環器、代謝/栄養疾患、膠原病、消化器、感染症、呼吸器、腎疾患などを講義しました。

よく学習されていらっしゃる熱心な学生が多く安心しましたし、若い学生が多かったせいか、逆にエネルギーをいただいて帰ってきました。

 

私はちょうど国家試験前のこの時期にギックリ腰になり、奥湯河原の源泉に一晩浸かって何とか取り戻したことを懐かしく思い出します。インフルエンザもこれから流行る時期ですし、くれぐれも体調は万全で臨んで欲しいです。

国家試験当日には是非全力を出し切っていただき、まずは試験に合格し、多くの患者様から頼られる鍼灸師になり同業者として是非頑張って欲しいと願っています。心から応援しています!

 

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