組合せによる相乗効果

温泉とはり治療の組合せによる効果を研究してきた結果、はり・きゅう単独で治療するよりも高濃度炭酸泉やアロマトリートメントを組み合わせることで、身体の深部体温が下がりにくく、より深いリラクゼーション効果が得られ、以下に記載のような症状を効果的に改善できます。

はり・きゅう治療

はり・きゅう治療

数ある技を身につけ、講師として指導している知識と専門力で、お一人お一人に最も効果的な治療を行います。

アロマトリートメント

アロマトリートメント

アロマセラピストの講師としての確かな経験を生かし、ツボや経絡をとらえた鍼灸師ならではのトリートメントを是非お試しください。

高濃度炭酸泉の足浴

高濃度炭酸泉の足浴

血管拡張作用が有り、心臓に負担をかけずに血行促進をはかる効能豊かな高濃度炭酸泉の足浴。日本に約400名しかいない温泉利用指導者の元で適切にご利用いただけます。

こんな症状の方に
オススメです!
・夜熟睡できず日中ぼうっとした気分が続く
・夏でも手足が冷える
・足のむくみが取れない
・皮膚炎などの皮膚の症状が思うように改善しない
・いつも食欲がない
・便秘や下痢が続く
・生理不順、不妊、更年期障害
・顔面のくま・しみ・しわ・たるみが気になる
・腹部や手足を引き締めたい
主な疾患 ・不眠
・冷え症
・足のむくみ
・アトピー性皮膚炎
・食欲不振
・便秘や下痢
・婦人科疾患
・美容全般
足浴と鍼の併用痩身効果

第79回 日本温泉気候物理医学会 総会・学術集会 プログラム・抄録集 P76 E-5「足浴と鍼の併用痩身効果」(クリックで拡大します)

2014年5月、温泉気候物理医学会で「足浴と鍼の併用痩身効果」を発表しました。

組合せによる相乗効果を確認した結果を下記にご紹介いたします。

実験では「眞癒はりきゅう治療室」にあります装置と同様の高濃度炭酸泉製造装置で作製した高濃度の炭酸泉(1,200ppm前後)に30分間足浴し、その後はりを膝の裏側に刺し、パルスと呼ばれる低周波鍼通電(刺入したはりとはりを通電する治療)を15分間実施する実験を3日間連続で行いました。はり治療をしない高濃度炭酸泉の足浴だけのグループと比較しました。

その結果、高濃度炭酸泉の足浴のみを行ったグループよりも、高濃度炭酸泉の足浴後にはり通電を実施したグループの方が皮膚体温(皮膚の表面の体温)、深部体温(身体の深部の体温を鼓膜で測定しました。)とも足浴から上がった後に体温が下がりにくいことがわかりました。高濃度炭酸泉だけでも血管内皮細胞の関係で血管が拡張するので血流は促進されるのですが、さらにはり通電をしたために血流量が増加して冷えにくいことが分かりました。この組合せによる治療は冷え症には非常に効果があると考えられます。

図1は皮膚体温を3日間比較したものです。足浴をした後の皮膚体温の低下した量を示しています。青いグラフは高濃度炭酸泉の足浴後にはり治療をしたものです。ピンクのグラフは高濃度炭酸泉の足浴のみのグラフです。足浴後の体温の下がり方が、ピンクの高濃度炭酸泉の足浴のみの方が大きいことがお分かりいただけると思います。

図1 3日間の足浴後の皮膚体温(足浴直後とはり治療終了までの変化量)

図1 3日間の足浴後の皮膚体温(足浴直後とはり治療終了までの変化量)

図2の深部体温についても同様で、ピンクの足浴だけの方が体温の下がり方が大きいことがお分かりいただけると思います。

図2 3日間の足浴後の深部体温(足浴直後とはり治療終了までの変化量)

図2 3日間の足浴後の深部体温(足浴直後とはり治療終了までの変化量)

このように、高濃度炭酸泉の足浴のみだけでなく、はり治療を追加することで皮膚体温だけでなく深部体温まで下がりにくくなり、実験後のアンケート結果でも体感的にも温まったという声が多く聞かれました。

私の実験結果では、高濃度炭酸泉の足浴により、いつもより夜熟睡出来たという声が多く、また食欲が増加した、むくみが解消されたなどの声もありました。

この実験から、高濃度炭酸泉の足浴だけでなく、はり治療を組合わせることで様々な治療効果が期待できます。