はり・きゅう治療

はり・きゅう治療の説明をする前に・・・

はり・きゅう治療は東洋医学、
では病院で行われている西洋医学との違いは?

西洋医学 東洋医学
科学的・局所的に分析 統合的・全人的に観察
客観的なデータをもとに診断 *1四診により全体的にも局所的にも診察
主観的に判断
西洋薬を使用 はりきゅう治療や漢方薬を使用
効き目は鋭い副作用が多い 自然治癒力を引き出す
検査データの平均値により基準を決めるため自覚症状があっても病気とは見なされない 自然・生活環境などにより健康状態が異なる
健康な状態が崩れると*2未病へと傾く

*1)四診:望診(顔面・舌・動作等の状態を目で見る診察法)、聞診(声・呼吸音を聞いたり、臭い等を嗅いだりする診察法)、問診(痛み・熱・自覚症状・生活習慣など様々な情報を集める診察法)、切診(脈診・腹診等)の4つの診察法を組合わせて診る方法です。

*2)未病:2000年前の中国の医学書に「病気になる前の治療こそが重要」と説かれています。

はり(鍼)治療とは

はり(鍼)治療髪の毛ほどの細い金属のはり(鍼)を使って治療を行います。「眞癒はりきゅう治療室」では滅菌済みの使い捨てのはりのみを使用していますので安全です。

人間の身体は刺激を与えると、その部位を守ろうとして興奮状態にあるものを鎮静化しようとする性質があります。こうした身体の反応(恒常性維持機能やホメオスタシスと言います)を利用して身体の表面に物理的な刺激を与えて病気の治療や予防を行い、自然治癒力や免疫力を向上させます。

経穴(ツボ)から*経絡を刺激し、その経絡に関係する臓腑や気・血・津液(血以外の水分)を整えて正常な状態に戻すものです。そのため、足に刺したはりが顔面や腹部に効果があったり、手に刺したはりで歯痛が治ったりします。

*経絡:気、血、津液(血以外の水分)の通路のことで身体のすみずみまで巡り、身体の全ての機能を調整、維持しています。

「眞癒はりきゅう治療室」では頭皮へのはり治療も取り入れており、脳の老化や脳に起因する病気だけでなく、精神活動、内臓の活動、運動能力、感覚器のレベルアップや若返り、美容に対しての効果も期待できます。詳しくは頭皮へのはりを使った効果的な治療をご参照ください。

美容鍼灸美容鍼灸はハリウッドセレブや有名俳優たちが取り入れたことで話題となり、現在は日本でも美容鍼灸を実施している治療院が増えてきています。顔面部にも多くの経穴(ツボ)が存在し、その経絡を通じて臓腑や気血津液を整えて本来の状態を取り戻し、血流改善することでしわ、しみ、くまなどを軽減し、リフトアップ効果があり、肌の悩みや不調を取り除きます。

「眞癒はりきゅう治療室」では顔面部への刺激だけでなく、効果的な頭皮へのはりや全身への治療も同時に行っています。さらにアロマトリートメントや高濃度炭酸泉の足浴と組み合わせて、脳と身体と心を健康に保ち、体の内部から美しくなるサポートをしています。

はり治療は国際的にも認められた治療法で、WHO(世界保健機関)は、はりきゅう治療の有効性を認めています。WHO(世界保健機関)がはり・きゅう治療の有効性を認めている疾患については、以下のものがあります。

神経系疾患 神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
運動器系疾患 関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系疾患 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
呼吸器系疾患 気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系疾患 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
代謝内分秘系疾患 バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
生殖、泌尿器系疾患 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
婦人科系疾患 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
耳鼻咽喉科系疾患 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
眼科系疾患 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
小児科疾患 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

はり治療時の痛みについて

痛みについては個人差がありますが、これまではりが怖いとおっしゃっていた方も、実際にはり治療を施すと意外と痛くないと言われますし、刺されているかどうか分からないという方もいらっしゃいます。

特に頭皮へのはりは痛みを感じにくい場合が多く、気持ちがよい、頭がスッキリするとおっしゃる方が多くいらっしゃいます。詳しくは患者様の声をご参考になさってください。

「眞癒はりきゅう治療室」では、鍉鍼(ていしん)という刺さないはり治療も行っております。これは経絡に沿って気のめぐりを良くするために用いるもので、はりの苦手な方や小さなお子様の治療にはお勧めです。患者様お一人お一人に合わせたオーダーメイドの治療を行っておりますので、患者様の声や反応をよく見ながら治療にあたっております。

 

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